ナナハチブログ

人生は七転び八起き。26歳|読書家|ポジティブサラリーマンが若手ビジネスマンを応援するブログ

すぐやる人になってみた結果!~5分で分かる「先延ばしする人は早死にする!(メンタリストDaigo著)」~

f:id:mys-lifehack:20200209010750j:plain

■はじめに

普段の仕事について、

「やらなきゃいけないことは分かっているんだけど・・・。」

理屈をこねて後回しにして、期限が迫ってきたら焦ってどうにか終わらせる。

ギリギリで完了したから見直しもできずに中途半端なものに。

最後には「自分は何でこんなに仕事ができないんだ・・・。」と自己嫌悪に陥る。

 

なんてこと、よくありませんか? 

 メンタリストDaigo氏の

先延ばしする人は早死にする! 「あとで」を「すぐやる」に変える心理学では、先延ばしには以下の3つの脳の特性に原因があり、人間は本来先延ばしをしやすい生き物であると述べています。

・脳は「楽をしたがる怠け者」

・脳は「変化を嫌う現状維持派」

・脳は「悪いほうに考える心配性」

 ※メンタリストDaigo氏著「先延ばしする人は早死にする!」より引用

 

 今回は、この本に書かれている「すぐやるための5つのステップ」と、私の生活の変化について、紹介していきます。 

 

目次

 

■すぐやる人になって変わったこと

①心の余裕が増えた

今まで目の前のことに精いっぱいで、仕事もプライベートも焦りや不安でいっぱいでした。

しかし、仕事を効率的にこなせるようになり、いつも私を不安にさせていた”期限”がスッキリし、ストレスフリーな状態で過ごせるようになりました。

また、些細なことで怒らなくなったことも、大きな変化の一つです。

 

②会社での評価が上がった

仕事にすぐに取り掛かることができるようになったことで、自分で見返して修正することや、上司や先輩からフィードバックを得られる機会が増えました。

結果、ギリギリで1回きりの成果物(仕事の結果)だったものが洗練されて、プラスαの結果を出せるようになりました。

また、上司へ定期的に進捗を報告すること、意見をもらうことで、私に対する信頼感も向上しました。

報連相がしっかりできて仕事を効率的に進める」人間という評価をしてもらうようになりました。

 

③自由な時間が月30時間増えた

心の余裕により周囲に気を配れるようになったこと、会社での評価向上により、仕事を人に任せることができる関係性が構築できました。

自分の時間は決まっています。人に任せても問題ないことはどんどん任せ、自分は「自分がやるべきこと」に注力することで、残業時間の削減につながりました。

 

■すぐやる人になるための5つのステップ

①環境を変える

「机に向かっても何かやる気が出ない。」そんな時は思い切って”いつもの場所”から移動して、やる気になれる場所を探しましょう。

私の場合、仕事場所が自分のデスクと決まっているため、デスク回りの整頓・模様替えをしてみました。

それだけでも、意外に気持ちがシュッとして、環境の変化を実感することができました。

 

②やる気の時間帯を見つける

私は、会社の始業時間よりも1時間~1時間半早く出勤し、通勤途中で買ったコーヒーをゆったりと飲んだ後が、最もやる気になる朝型です。

この時間に、取り掛かるのが億劫で先延ばしにしたらマズいな~と思う仕事を、優先的にスケジューリングし、取り組むようにしています。

朝一や昼食後、終業間近、残業中の夜中、などなど人それぞれ、最も集中できてやる気になることができる時間帯は異なります。

その時間帯に「やるべきこと」を行うことで、先延ばしは起こりにくくなります。

 

③そもそも「やるべきこと」を減らす 

何でもかんでもすぐにやればいいのではなく、時間をかけてじっくりと悩んだほうが良い場合もありますよね?

また、脳はタスクがたくさんあるとパニックになってしまうので、まずは「やるべきこと」と「やらなくてもいいこと」を仕分けしましょう。

さらに補足すると、「やるべきこと」は、「すぐやるべきこと」か「後でもいいこと」に再び振り分けましょう。

これは、以前投稿したGTDに関する記事が参考になると思います。

 

mys-lifehack.hatenablog.jp

  

④とにかくやってみる

・ 「この動画を見たらやめよう。」と思うもYouTubeがやめられない。

・「あと一杯だけ飲んだら今日はやめよう。」と思うも飲み続けて酔っ払い、家に帰って奥さんに怒られる。

などなど、このような経験はありませんか?

人は強制的にストップするルールがあると、逆にやめたくなくなるという心理があります。

まずは5分、その重たい腰を上げてみましょう。

5分だけでいいんです。1度上げてしまえば、案外立ち続けることができます。

私はこれが一番難しかったですが、一番効果を実感できるものでした。

 

⑤心理テクニック

スポーツの試合などで、コーチや監督が「シンプルな言葉で選手を激励してモチベーションを上げる」ことを【ペップトーク】といいます。

 

日本でも普及のための協会が存在したり、大手企業の研修などでも取り入れられているところです。

 

このペップトークを自分で自分に行いましょう。

 

「めんどくさい」「後でやろうかな」「つまらない」「飽きた」など、マイナスなことを考えてしまったら、

「大丈夫!ここまでやったんだ。これからもできるよ!」

「これを終わらせたら自分は成長するよ!」

と、励ましの言葉を自分にかけましょう。

私も、仕事中は心の中で「やばいな、まあ何とかなるかー。大丈夫!」と、独り言をぶつぶつとつぶやきます。

もう一人の自分が、コーチになってくれて励ましてくれているんです。

 

さいごに

こうして振り返って考えてみると、DaiGo氏の書籍のように先延ばしする人は早死にするというのも、うなずけるものだと思いました。

 

先延ばしによって私たちは様々な場面で損をしています。

本記事で書いたように、すぐやる人間になるためには、それほど難しいテクニックは必要としません。

 

少しの努力で、これからの人生がもっと豊かになる。

そんなことを教えてくれた一冊でした。