低学歴が出世するための3つの方法【学歴にコンプレックスを抱く必要はありません】
どんなに頑張っても、けっきょく出世するのは高学歴の人なんじゃないか、、、。
頑張っても意味がないのか、、、?
低学歴の自分が高学歴の人よりも早く出世するためにはどうすればいいんだろう。
今回は、そんなあなたを応援します!
~内容~
●出世には【努力】・【評価】・【入社1~3年目の行動】が重要
●学歴はあくまでスタートライン
●1,2,3年目【年数別の行動ポイント】
私は専門学校を卒業して就職しましたが、専門学校は学歴としてはカウントされないため、最終学歴は高卒となります。
そんな私の職場は、東大、GMARCHは当たり前。
私と同じ部署にいる2人の同期は、早稲田と県内一の偏差値の国立大の出身。
しかし、今担当している業務を比較すると、
私:部署内で優秀と評価される若手の中から、1人だけが選ばれて担当する業務
同期:誰でもできる難易度低めのルーティンワーク
といったように、学歴に差はありながらも、出世のスピードは私の方が速いという事実があります。
むしろ、国立大のHさんは、窓際(隅っこに追いやられた)チームに配属されてしまっています。
というわけで今回は、実力で今のポジションを得たわたしの経験と、人事(社員の異動や、福利厚生などを管理する人)の先輩から聞いた話を、合わせた内容でお送りします。
学歴にコンプレックスを抱くあなた、大丈夫です!この記事をご覧いただければ、どういう人が他の人よりも早く出世するのかが分かります。
あとは、その方法を実践すればいいだけです。
目次
◆けっきょく努力と評価がモノをいう
身もふたもないことを言いますが、けっきょくマジメに努力をして、正しいタイミングに正しい方法で、努力や結果を上司にアピールすることができれば、学歴は関係ありません。
なぜなら、学歴は最初のふるい分け、すなわちスタートラインを決めるものであって、その人の能力を決めるものではないからです。
詳しい理由は次のとおり。
企業は、少しでも優秀な人物を採用しようと思います。
有名大学だから優秀、と確実に言い切ることはできませんが、偏差値の高い大学に在籍する人は、そうでない人と比べて【努力の量】が違います。
小・中・高の頃から、他の人が遊んでいる時間も勉強に費やしていたことだと思います。
実際、あるアンケート調査によると、東大生の平日の平均勉強時間は4~5時間、休日は9~11時間という結果になりました。
すなわち、高学歴の人は【その学歴に至るまでの努力ができる人間】であるという評価を、採用前からしてもらえるということです。
私のような高卒では、頑張ることができる人間かどうか、履歴書を見て一目で判断することができません。
そのため、低学歴の人は入社時点で配属される部署のランク、給料に差が出てしまうんです。
しかし、先ほどもお伝えしたとおり、この差はあくまでもスタートライン。
スタートしてからは、あなたの努力量と上司からの評価が重要になります。
職場での評価を上げる方法については、以前掲載したこちらの記事が参考になります。
上司も人間です。同じ大学の卒業生がいたら、そっちをかわいがって評価するなんてのは、よくある話です。
評価をするのが上司、すなわち人間である以上、評価に私情が加わるのは避けられません。
上記の記事を読むことによって、人の感情という、本来あってはならない評価基準、すなわち人の心理を逆手に取って、評価を自分でコントールすることができるようになります。
具体的な努力の方法については次の章で。
◆経験年数別の行動ポイント
私は入社当初、先輩に「仕事はホップ・ステップ・ジャンプだ。」と教えられました。
●ホップ(1年目)
まずは仕事を覚える
●ステップ(2年目)
仕事を当たり前にできるようにする
●ジャンプ(3年目)
自分なりに考えて仕事をする(プラスαの結果を出す)
ということです。
3年目に結果を出すことができるかどうかが、あなたの今後のキャリアを大きく左右します。
年数別に解説していきます。
なお、すでに3年以上働いている方は、今年が3年目だと思って行動すればいいだけです。
1年目_習得の年
1年目から結果を出そうとする必要はありません。まずは仕事を覚え、基礎をしっかり固めましょう。
早く仕事をバリバリこなして、高学歴の人との差を縮めたい気持ちは、純粋にすごいと思います。
しかし、基本をおろそかにして結果だけを求めてしまうと、あなたの社会人としての軸は、今にも崩れそうな、中身がスカスカのジェンガのようになってしまいます。
プロ野球選手だって、野球を始めた時は素振りから始めます。
いきなり試合に出ることはありません。
まずは仕事を覚える、これを意識しましょう。
2年目_実践の年
1年目でインプットした内容をアウトプットする年になります。
ここでも、結果を出そうと焦る必要はありません。
大切なことは「当たり前のことを当たり前にできるようにする」こと。
特に期限や、最低限のクオリティは厳守しましょう。
まずは「与えられた仕事はキッチリこなす。」
これができない人間が、プラスαの結果なんて出すことはできません。
コツは、完璧主義にならずに「完了主義」を意識すること。
完璧主義の人はすべてのタスクを100%のクオリティにしようとするため、次の特徴があります。
- 重要度の低い仕事など、優先度を考えずに全て完璧にやろうとするため、仕事の期限(納期)に遅れる
- 完璧にやろうとすると、何から手を付けてどこまでやればいいのか、分からなくなって仕事を先延ばしにする
仕事には求められるクオリティ(水準)があります。
そこを上司や先輩に確認したうえで、期限を厳守しましょう。
3年目_試験の年
最後はこれまでの2年間を反省し、改善し、主体性(自発的な思考と行動)をもって、仕事に付加価値をつけましょう。
与えられた仕事をこなすのは当たり前です。
しかし、与えられた仕事しかしない受け身の人間は「エサを待つひな鳥と同じ」です。いつまでも受け身の人間に未来はありません。
では、どうすれば付加価値をつけることができるのか。
それはとてもカンタン。「仕事の目的を確認」することです。
例えば、「自社製品の販売実績の一覧表を作る」という仕事があった場合。
目的が、製品の見直しをするための判断材料にするということであれば、口コミやレビューを調べて一緒に提出すれば、周囲から「あいつは気が利くな。」と思わせることができます。
このように、自分で考えて自分から行動し、与えられた仕事にプラスαの結果を足すことができる人間が、会社から評価されます。
3年目は、「あいつにはこれから、どのレベルの仕事までだったら任せることができるのか?」
ということを判断される、これまでの総仕上げ、集大成の年になります。
常に目的を確認して、結果を出すことを意識しましょう。(期限とクオリティの厳守は維持しつつです。)
◆最後に
本記事を簡単にまとめると次のとおり。
・学歴はスタートラインを決めるもの
・努力して走り続ければ、先頭の高学歴にも追いつける
・評価は自分でコントロールできる
・1年目は急がば回れ。焦らず基礎を身に付ける
・2年目は脱新人。与えられた仕事をきっちりこなす
・3年目は脱二流。仕事の目的を理解し、付加価値を提供する
なお、すでに3年以上働いている人は、今年が3年目、試験の年だと思って、行動しましょう。
手遅れなんてことは絶対にありません。
いかがでしたでしょうか。これが、私が実践してきた内容になります。
実際に3年目で評価をしてもらえ、支店勤務から本店勤務に異動になりました。
異動してからも「仕事に付加価値をつける」ことを意識して、期限とクオリティを保持することで評価は年々上昇。
今では、部署で1人しか担当することができない業務に携わることができています。
しかし、そもそも何でここまでして出世を求めるのか。今回の記事を書くにあたって考えてみました。
答えは簡単でした。早く出世することによって、自分が速く成長するからです。
誰でもできる簡単な仕事ではなく、難易度の高い仕事に携われることで、自分の成長につながり、結果、社会の役に立っているという感覚が実感できるからです。
あなたがもし低学歴だったとしても、自分の努力次第で、どこまでも上を目指すことができます。
初めから諦めないで、自分が今やるべきことを考えてみましょう。
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